カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会

カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会

イギリスの世界遺産「カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会」は、ロンドンの南東方向約80キロ先に位置するカンタベリーにある歴史あるキリスト教の建造物です。

カンタベリーそのものも、古代ローマ時代に既に都市が築かれ、城壁のある街としては、イギリスでも最古の街の一つで中世の面影が色濃く残っている街並みが魅力的です。
カンタベリーは、ロンドンから電車であれば1時間程度で行くことができ、十分日帰りが可能なので、訪れたい街、世界遺産です。

世界遺産の「カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会」の3つの建物はいずれも必見の価値があります。カンタベリー大聖堂は、イングランド国教会の総本山で、ソールズベリ大聖堂と並んで、もっとも格の高い大聖堂として知られています。

カンタベリー大聖堂は、総本山の名に恥じない壮麗、荘厳、重厚さを漂わせている建造物です。
キリスト教カトリック信者でなくても、建物の内外観とも圧巻で圧倒される迫力があります。
カンタベリー大聖堂では、当時の大司教であったトマス・ベケットが国王のヘンリー2世と教会の自立を主張して対立、結果、国王の命令を受けた騎士によってこの教会内で暗殺されると言う大変な事件が起こっています。

この結果、トマス・バケットは殉教者として聖人になってここに埋葬され祀られています。司教が刺殺されたとされる場所には、血ぬりの十字架が飾られています。

一方、6世紀にローマ帝国から派遣されたアウグスティヌスによって建てられた聖オーガスティン修道院は、ベネディクト会の修道院で、かつては、近くのカンタベリー大聖堂とその規模で競い合うほどの大きさでしたが、現在は、聖オーガスティン修道院は廃墟となって一部しか残っていません。

また、聖マーティン教会は、カンタベリーで今なお使用されている教区教会としては、イギリス最古の歴史を誇っています。
尚、同じ名前の聖マーティン教会という教会が他都市にもありますが、ここカンタベリーの聖マーティン教会が最古の教会です。
ここを訪れるのが、月の最初の日曜日であれば、長い歴史をもって引き継がれてきたルネサンス様式のミサ曲が歌われる音楽会の伝統に接することができます。

これらの3つの建造物、「カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会」はその歴史、由来、規模において世界遺産に値すると1988年に認定されました。

カンタベリーの街には、ローマ帝国の名残の城門、城壁があり、その中に世界遺産の建造物が同化して街全体が世界遺産でもおかしくないほどの雰囲気をもっているので訪れてみたい魅力的な場所となっています。