ドーセットと東デヴォンの海岸

ドーセットと東デヴォンの海岸


ウェストミンスター寺院にストーンヘッジ、ロンドン塔など、イギリスには名だたる世界遺産が点在しています。

もちろん豊富であるのは文化遺産だけではなく、自然遺産も豊富です。

中でも「ドーセットと東デヴォンの海岸」は、美しく壮大な景勝地として人気を集めています。

ちなみに、みなさんは「海岸」で世界遺産になってる例をこれまでに見たことがあるでしょうか?

「ドーセットと東デヴォンの海岸」は、名前の通り海岸が世界遺産に認められた一例であり、あまりこういった海岸系の自然遺産は広く知られていません。

それどころか、「遺跡なら分かるけど、海岸が世界遺産ってあんまり迫力がないイメージだな~」なんて思われるのではないかと思われます。

しかし、実際にこのドーセットと東デヴォンの海岸を尋ねてみると、「迫力がない」などといった感想はまず抱かない筈です。

この世界遺産はそもそも、155メートルもの海岸線が延々と続く自然遺産。

観る者すべてを圧巻するようなロケーションがどこまでも広がっているのです。

しかも、ただ広いだけではありません。

「ジュラシック・コースト」と呼ばれるこの場所は、イギリス南部のイギリス海峡にあり、2億5千万年前もの地層を露出しているのです。

ここを訪れれば珍しい地層をじっくり見学できますし、変わった地形の様子や、珍しい入り江の形なども観られます。

また、この世界遺産は一カ所から眺めるのではなく、たくさんのポイントから眺めることでより堪能することができる世界遺産です。

ゴールデン・キャップ(Golden Cap)と呼ばれる地点などは最も人気のあるポイントであり、海抜191メートルの場所から海を一望することができるので、あまりじっくり観ている時間がない方はゴールデン・キャップへ移動してみましょう。

アンモナイトが簡単に見つかるというスポットでもあるので、この世界遺産を訪れたさいはぜひ、アンモナイトを探してみてください。

もちろん、ただ歩くだけでもそのロケーションを楽しむことができますし、本格的な器財をもちよって写真を撮影している人もいるので、楽しみかたは千種千別です。

そしてこの世界遺産は「ウェスト・ベイ」と呼ばれる街の近くにあります。

ウェスト・ベイは「ジュラシック・コースト」の玄関になっている街なので、宿泊のさいはこの街を利用してみましょう。

この街はイギリス内部では保養地としておなじみのスポットなので、めいいっぱい遊ぶ元気のない方にもおすすめの観光地です。