ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と聖マーガレット教会

ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と聖マーガレット教会

イギリスの世界遺産「ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と聖マーガレット教会」は、テムズ川河畔に優雅に、荘厳に、重々しく佇み、イギリスの世界遺産の中でも最も著名で、ロンドン市内にあることから訪れる人も多い有名観光スポットです。

ウェストミンスター宮殿は、11世紀半ばエドワード王の時代に建造されたゴシック建築の最高傑作と言われています。
テムズ河に沿って全長265メートル強もあり、部屋数に至っては何と1100以上です。

この偉容はイギリスの過去の栄華を如実に物語っています。
16世紀までは代々国王の宮殿でしたが、1529年にヘンリー8世がここから王宮の機能を官庁街のホワイト・ホールに移したので、その後は、現在まで国会議事堂として使用されてきています。

議会政治の発祥地の国会議事堂として、他国にまで大きな影響を与えています。
この建物にある「ビッグベン」と呼ばれる高さ96メートルの時計台はロンドンのみならずイギリスを端的に示すランドマーク、シンボルとなっています。

ウェストミンスター寺院は、ウェストミンスター宮殿に隣接しており、世界的に愛されたダイアナ元妃の葬儀が行われた場所として有名です。
ウェストミンスター寺院もウェストミンスター宮殿と同じ時期に建造され、高いアーチ型天井やステンドグラスが美しいゴシック様式の建物です。

1066年にウィリアム王の戴冠式を行って以来、ずっと国王の戴冠式、結婚式などの王室行事が執り行われる格調と由緒の高い建物です。

尚、ウェストミンスター寺院は、1065年エドワード1世が、ノルマン様式で建造し完成しましたが、13世紀にヘンリー3世がゴシック様式に改築し、ウェストミンスター宮殿と並ぶゴシック様式の最高峰となっています。

ここには、英国の絶対主義が確立されたヘンリー7世からエリザベス1世までのテューダー朝に関係の深い人物の記念碑が並んでいます。

そして、ウェストミンスター寺院と同じ敷地にある聖マーガレット教会は、やはり、ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と同じ頃の11世紀半ばに教区教会として建設され、19世紀に入って修復工事が行われました。

このウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と聖マーガレット教会の3つの建造物は、長く壮大で激動のイギリス王室の歴史を物語るものとして1987年に世界遺産に認定されました。

尚、ウェストミンスター宮殿の内部見るツアーが時期によっては行われています。
また、議会が開催されているときは予約を行うと傍聴席にも入れます。
しかし、ウェストミンスター寺院には日曜日は中には入れません。
逆に聖マーガレット教会は、日曜日には世界中から来た人の行事への参加を歓迎しています。

夜には、「ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院と聖マーガレット教会」はライトアップされるので、忘れずに夜景も見ることをお勧めします。